MIT留学でダニエル一家は何を思ふ
三十路ダニエルがMITで勉強する意味はあるのか/二重国籍者の留学とは何なのか/ハンドボールについて何を思ふのか/アメリカ・日本について何を思ふのか
プロフィール

ダニエル

Author:ダニエル
ダニエル(夫):MITエンジニアリング修士課程に社費留学中、アメリカ生まれの二重国籍、趣味ハンドボール、レッドソックスにわかファン
サクラ(妻):米国企業の日本法人を辞めて渡米、でもアメリカ苦手、2年間で好きになれるか
ハロルド(長男):ダニエルに外見も中身もうりふたつ、慎重派な3歳児
ジョン(次男):ハロルドの若かりし頃にそっくりの、ボストン生まれのハッピーボーイ

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ジャマイカで日本を思ふ
P3290195.jpg

図:遠い国?近い国?ジャマイカを彷徨うハロルド

1週間のスプリングバケーション期間を利用して、ジャマイカへ行ってきました。思いがけずに日本を意識させられるバケーションでした。

まずは、日本車の多さに驚きました。トヨタにホンダにニッサン、ミツビシ。少なくとも半数以上は日本車であったような気がします。多くは日本からの中古車ではないでしょうか。「戸坂女子短期大学」というロゴの剥がされた小型バス、福山通運のロゴは消されたけれどもラインはそのままのトラックなどが走っていました。

モンテゴベイダウンタウンのバスツアーに参加したときのこと。バスツアーさん曰く、「いまジャマイカでは高速道路を建設しています。高速道路は、日本からの借金でつくっています。ご覧のようにジャマイカには日本車が多く走っています。高速道路が完成して車がもっと便利になれば、日本車がもっと売れるので、日本がお金を貸してくれるのです。」んっ?我々以外のツアー参加者は皆欧米人でしたが、彼らがこの話をそのまま信じ込まないことを願います。

ツアーでは多くのお土産物屋に連れて行かれました。売り子さん「このジャマイカカラーのネックレスお勧めよ。」私「もっと太いネックレスがいいよ。ホテルで見かけた。」売り子さん「それは日本製だね。ジャマイカ製じゃないよ。ジャマイカ製はこの細いネックレスだけだよ。」んっ??私が日本人であるとも何とも伝えていないのですが、なぜ「日本製」になるのでしょうか・・・。

日本人にとってジャマイカは、物理的にも遠い国です。ジャマイカで出会った日本人は、1家族だけでした。思わず、「日本人ですか?」と声をかけてしまうほどでした。しかし、ジャマイカ人にとって日本は遠い国ではないのかもしれません。(ダニエル)
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テーマ:カリブ海 - ジャンル:海外情報

ファジー制御の炊飯器は失敗作か?
Rice_Cooker.jpg

指導教官でもあるナンシー先生の授業、 "Software Engineering Concepts" での話です。この授業は、現在のソフトウェアシステムがいかに複雑で、そしてリスキーか、ということについて、皆で議論するというものです。(私はほとんど議論に参加できていませんが。)

統計によると、実に3分の2のソフトウェアシステムは予算をオーバーし、かつ納期に間に合わないらしいです。その原因のひとつとしては、ハードウェアのように物理的制約が少ないので、開発者が十分に考えもせずプロジェクトを開始し、そして、変更に次ぐ変更を重ねることが挙げられます。

その例として、ある開発者の日記が実例として紹介されました。

○月×日 プロジェクト開始。商品単価は50ドル程度を想定、開発期間3ヶ月。
○月×日 上司からOSの変更の指示を受ける。
○月×日 急遽液晶画面をつけることになった。開発期間は、今から3ヶ月となった。
○月×日 ファジー制御を導入することに変更になった。開発期間は、今から3ヶ月となった。
 ・・・    ・・・
 ・・・    ・・・

という変更が相次ぎ、最終的には製品化まで2年間、商品単価は200ドルになりました、という話でした。クラスメイトは途中からはニヤニヤし始め、最後は失笑していました。私も失笑していました。

が、なんとその製品が実際の炊飯器だったのです!!クラスメイトは大爆笑でした。炊飯器にファジー制御をつけて、どうするんだよ!ということでしょう。

私としては、少々複雑でした。ファジー制御の炊飯器、ちょっと買ってみたいかもしれません…。


テーマ:留学 - ジャンル:海外情報

寿司の文化は環境破壊なのでしょうか
日本の弁護に、またしても失敗してしまいました。

ハーバードサマースクールも終盤、魚に詳しい教授が魚のフィットネス(適応性)について論じる講義において、サーモンを取り上げたときのことです。「日本人がサーモンを寿司で食べ過ぎているので、サーモンの数が減っている」、ん?本当??日本人は、そんなにサーモンを寿司で食べてないと思うんですけど…・

さらには別の機会に、絶滅の危機にある動物についてクラスで議論したときのこと。「日本人がマグロを寿司で食べ過ぎているので、マグロの数が減っている」、ん?初耳です。

真偽を判別することもできない自分の勉強不足は反省するとして、それにしてもこれらの件で、「日本人は環境に優しくない」というレッテルをクラスメートに貼られてしまいました。

日本人だけではありません。韓国人は犬を食べることを、中国人はフカヒレを食べることを「残虐だ」ということで、アメリカ・ヨーロッパ系の連中に散々指摘されてしまいました。

「アメリカ・ヨーロッパ人も、我々にしてみれば意外な食生活をしており、五十歩百歩でしょ」、と言いたかったのですが、つたない英語では上手く伝えることもできず、彼らが自国で「日本人は残虐だ」と言いふらさないことを願うばかりです。(ダニエル)

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アメリカで中古車を探すということ
中古車を探し始めて数週間が経とうとしています。車種などに特にこだわりもないため、個人売買で手に入れようとしています。普通に乗れるならば、まあ、何でもいいやという感じです。ボストン在住者のための掲示板を確認したり、様々なところに掲示される貼り紙にも注目しています。

アメリカの中古車は走行距離が多い!、ことは驚きです。

たとえば、WESTGATE寮のメーリングリストで出回ったものですが、下のフォルクスワーゲン。

64e0b40.jpg

これは、走行距離102,000マイル、すなわち、16万km強。メールには、"Excellent Condition"とあるのですが、さすがに・・・。日本でも、このような車が売られていることは売られているでしょう。しかし、こちらでは、こんな車しか出回っていないのです。たしかに、市内を走っている車の古いこと、古いこと。傷んでいること、傷んでいること。なぜでしょう?なぜ、アメリカ人は相当古くて傷んでいる車でも平気で乗り回すことができるのでしょうか?

定説があるのかもしれませんが、やはり、車に対する認識が日本とは異なっているのでしょうか。どんなに古くても車は走るんだ、どんなに傷んでいても車は走るんだ・・・。恐るべしアメリカです。というか、日本が神経質すぎるのでしょうか・・・。


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DEMOCRACY IN JAPAN
日本を誇りに思ふ瞬間を感じました。

ハーバードサマースクールにて、Beth Simmonsハーバード大教授の講演を聴講したときのことです。お題は"Globarization, Sovereignty, and Democracy"ということで、グローバリゼーションの進む今日に、国際機関はどのような役割を果たせばよいか、という内容でした。

多くの国際機関においては、投票の際に各国の投票に重み付けがされているようですが、この重み付けが公平ではなく、その結果アメリカやイギリスなどの大国が国際機関を実質支配してしまっている、そこで、この投票の重み付けを改めるべきだ、ということも話がありました。

教授は、人口と民主主義度の両者によって重み付けするべきだというお考えでした。で、その場合の順位は、1位:アメリカ、2位:インド、3位:日本、4位:ドイツ、5位:イギリス、・・・といった感じでした。インドの2位も注目するべきでしょうが、日本が3位に食い込んでいるのです!人口の少ない日本ですから、これは、日本の民主主義は最高レベルにあるとの教授のお考えの現れに違いありません。さすが、日本です。教授も日本を褒めていて、少し鼻高々でした。

simmons_beth.gif

さてこのシモンズ教授、非常にパワフルでした。まるで選挙の演説のようでした。特に印象に残ったのがその終わり方。「私の考え方はこうなの。あなたの考えを聞かせてよ。」と言って終わりました。聞くところでは、女性初のハーバードWeatherhead Centerのディレクターとか。さすがです。

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