MIT留学でダニエル一家は何を思ふ
三十路ダニエルがMITで勉強する意味はあるのか/二重国籍者の留学とは何なのか/ハンドボールについて何を思ふのか/アメリカ・日本について何を思ふのか
プロフィール

ダニエル

Author:ダニエル
ダニエル(夫):MITエンジニアリング修士課程に社費留学中、アメリカ生まれの二重国籍、趣味ハンドボール、レッドソックスにわかファン
サクラ(妻):米国企業の日本法人を辞めて渡米、でもアメリカ苦手、2年間で好きになれるか
ハロルド(長男):ダニエルに外見も中身もうりふたつ、慎重派な3歳児
ジョン(次男):ハロルドの若かりし頃にそっくりの、ボストン生まれのハッピーボーイ

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エノラ・ゲイを思ふ
enola_gay.jpg

ワシントンDCのスミソニアン航空宇宙博物館別館で、広島に原爆を落としたB29、エノラ・ゲイを見てきました。

一昨夏にデイトンの博物館で長崎に原爆を落としたB29、ボックス・カーを見たときに思ったこと、それは、「皆に注目される場所に展示されているのがせめてもの救い」ということでした。

しかし、今回のエノラ・ゲイは・・・

決して目立つ場所とは言えませんでした。他の多くの航空機たちに埋もれていました。

そもそも、なぜ「別館」にあるのでしょうか。ワシントンDCのいわゆる観光スポットからは遠く、ダレスの空港からシャトルバスに乗らないとたどり着けないような辺鄙なところにあるのでしょうか。

エノラ・ゲイは、本館に目立つように展示してほしい。そして、原爆の事実を風化させないようにしてほしい。そのような目的でなければ、このB29は展示するべきものではないと思います。

shuttle.jpg

「別館」には、試験で使ったスペースシャトル・エンデバーがありました。スペースシャトルを見られるだけでも、別館に足を運ぶ価値はあったと思いました。 エノラ・ゲイを本館に戻しても、別館への客足は変わらないと思います。
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テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:海外情報

75パーセントが終わりました「ボストンで差別を思ふ」
yaomin.jpg

平和なボストンにいながらも、ときどき「差別」のようなものを意識してしまいます。

先日は、NBAのボストン・セルティックス対ヒューストン・ロケッツの試合の観戦に行ってきました。お目当ては、ロケッツのエースであり、中国のスーパースターであるヤオ・ミン選手でした。

会場での中国人観客の多さとともに、彼に対するブーイングの大きさには驚いてしまいました。

特に、我々の前に座っていた若者たち。ヤオ・ミンが選手紹介されるところから大ブーイングでした。

前半のヤオ・ミンの調子はイマイチで、審判にファールを取られることが多かったのですが、ヤオ・ミンが判定に不服そうな素振りを見せるものなら、さらに大きなブーイングでした。

このブーイングの理由は、彼が敵チームのエースであるからに違いありません。そして、それがすべての理由であって欲しいと思っています。また、審判の判定が公平であったことを願います。

しかし、もしかすると、彼が中国人だからブーイングがすごい、というように考えてしまう自分がいます。彼が中国人だから審判の判定が厳しい、というようにも考えてしまいます。

特に、大ブーイングをしている若者たちを見ると、そのように思ってしまいました。

また、昨夏に引っ越していきましたが、寮の同じ棟に我々にとても無愛想なアメリカ人がいました。すれ違っても、ろくに挨拶もしてきません。

自分のことは棚に上げて、「あいつはアジア人を差別している」、などと思ったりしました。

また、こちらでは酒類を購入する際に年齢を証明するIDの提示を必ず求められますが、運転免許証でない場合には、断られることが度々ありました。アメリカ政府発行のグリーンカードでも、マサチューセッツ州発行のMass IDでも。

断られたときに思ってしまうこと、それは「アジア人だから差別しているな」、ということです。

いずれの場合も、それが「差別」によるものなのか、確かなところは分かりません。でも、「差別のせいだ」、とどうしても考えてしまいます。差別問題の難しさを実感しています。

今日はマーチン・ルーサー・キングの日でした。

テーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報

アメリカの出産を思ふ
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図:ジョンの記念すべきファーストショット

次男のジョンが誕生しました。

今回は、妻の出産に立ち会いました。長男の際には廊下で待っていましたが、英語でコミュニケーションを取らなければいけないということもあり、また、「アメリカでは夫が立ち会わないと変に思われる」という話も聞き、今回は立ち会うことにしました。

(こういうと妻に怒られますが)あっさりと産まれたこともあり、「感動して涙が止まらなかった」ということはありませんでしたが、それ以上にアメリカの出産について思ふところがありました。

アメリカでは、出産もアメリカンでした。

まず、看護婦も医師もガムを噛んでいました。ペチャクチャペチャクチャ。看護婦ならまだしも、次男を取り上げた医師も、ペチャクチャ。ちょっと抵抗がありました。

一連の前準備が終わったところで、「これからはどれくらいの頻度で観に来てくれるのか」という質問を看護婦にしたところ、「我々は別室でモニターしてるから、何か問題があったらすぐに駆けつけるわ。こっちで異常を感じたら、ナースコールを押してね。」とのこと。「あんたら本当に監視してくれてるんだろうな」、という不安が駆け巡りました。ずっと傍にいてくれとは言いませんが、看護婦にはせめて10分に1回くらいは観に来て欲しい、というのは贅沢でしょうか。

そして、アメリカンジョーク。「あらこの子、かわいいわ。もらって帰りたいわ。」「あんたのところは6歳の子がいるでしょ」「明日から学校よ。問題ないわ。」、という感じで。これが「アメリカンジョーク」かどうかは知りませんが、常にアメリカンな感じでした。「あぶない刑事」の柴田恭平と舘ひろしでした。我々は完全に蚊帳の外でした。アメリカ人なら、出産した直後でも話の輪に加わるのでしょうか。そうは思えません。

この際だけは、「私が妻を守ってやらなければならない」と強く思ひました。きっと妻も、「夫が居てくれるから心強い」と思ったに違いありません。日本人だからこそ、その思ひが強かったことは間違いありませんが、少なからずアメリカ人もそのような気持ちを抱くのだと思います。

長男出産の際は、「この看護婦さん、この医師にすべてを任せておけば大丈夫だ」と信じることのできる人がいました。ですので、出産後はその看護婦さんと一緒に写真撮影をしましたし、退院の際には豪華信玄餅を病院の方に差し入れました。今回は、まったくそんな気にはなりませんでした。

アメリカでは患者とスタッフのコミュニケーションが乏しいので、唯一の拠り所として夫の立会いが求められる。日本では医療スタッフが非常に親身になってくれるので、夫の立会い自体にそれほど意味はない。立ち会うことが当然のアメリカ人男性は心が優しくて、立ち会うのはまだまだ少数派の日本男児は冷たい、という論理はおかしいと思います。医療スタッフの差、信用できる他人がいるかどうかという差、に起因しているのだと思います。

このポスト、かなりの偏見が含まれているだろうことは認めます。でも、3人目を日本で産むことになった場合には、やはり廊下で待っていようと思います。(ダニエル)

テーマ:アメリカ - ジャンル:旅行

バージニア工科大学銃乱射事件を思ふ
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図:MITでの大学院生有志による追悼集会の様子

バージニア工科大学の事件は、いろいろと思ふところがあります。同じアメリカの大学、そして同じ工科大学で勉強している学生として。そして、犯人と同じアジア人として。とにかく、非常にショッキングでした。MITでも、さまざまなところで追悼集会が開かれています。

大学側の管理体制の不備、責められてしかるべきでしょう。銃規制、私は賛成です。

この事件を機に、以前私がポストした「アメリカ大学生の孤独」も議論になるのでしょうか?議論するべきではないでしょうか?これも、この事件の大きなファクターであるように思ひます。

考えがまとまりません。犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします。(ダニエル)

テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース

アメリカの食生活を思ふ
wholefoods.jpg

リスニング力向上のために聞くようにしているラジオプログラムで、ホールフーズCEOのJOHN MACKEYのインタビューが流れていたので注目してしまいました。ホールフーズといえば、我が家もまれにお世話になる高級食料品スーパーです。

「アメリカの平均的な家庭では、収入の8パーセントを食品に費やします。ヨーロッパ人は15パーセントです。日本では20パーセントです。」

どのように算出された数字(エンゲル係数と同じ?)かはわかりませんが、アメリカで大成功しているスーパーのCEOが口にしているくらいですから、それなりの信頼性のあるものなのでしょう。とにかく、その日本の高さに驚きました。アメリカの2.5倍です。ヨーロッパの3割増しです。そこまでとは知りませんでした。日本の良さ?悪さ?の再認識です。

「日本やヨーロッパに比較すると、アメリカの食のクオリティはとても低いのですよ。」

妻子の一時帰国に伴い、外食と冷凍食品の日々が2週間続いている私には、とてもタイムリーな、とても身にしみる言葉でした。(ダニエル)


テーマ:留学 - ジャンル:海外情報



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