MIT留学でダニエル一家は何を思ふ
三十路ダニエルがMITで勉強する意味はあるのか/二重国籍者の留学とは何なのか/ハンドボールについて何を思ふのか/アメリカ・日本について何を思ふのか
プロフィール

ダニエル

Author:ダニエル
ダニエル(夫):MITエンジニアリング修士課程に社費留学中、アメリカ生まれの二重国籍、趣味ハンドボール、レッドソックスにわかファン
サクラ(妻):米国企業の日本法人を辞めて渡米、でもアメリカ苦手、2年間で好きになれるか
ハロルド(長男):ダニエルに外見も中身もうりふたつ、慎重派な3歳児
ジョン(次男):ハロルドの若かりし頃にそっくりの、ボストン生まれのハッピーボーイ

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韓国人の二重国籍を思ふ
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先日、韓国とアメリカの二重国籍であったというMITの学生と話す機会がありました。彼は、韓国国籍を捨てています・・・

私が所属する研究室の学生のなかには、MITのESD(Engineering System Division)に所属する学生もおり、その仲間に誘われてESD主催のビアパーティーのようなものに参加しました。この類のイベントに参加するのはほとんどがアメリカ人ですが、先学期のある授業で一緒だった韓国人女性もフィアンセと一緒に参加していました。そのフィアンセが、二重国籍であったというのです。

旧クラスメート:私のフィアンセは9歳の頃からアメリカにいるので、アメリカ国籍を持ってるのよ。
私:じゃあ、俺と一緒で二重国籍だね。
フィアンセ:韓国国籍は捨てたよ。だって、捨てなければ兵役に付かなければならないんだもん。

うまく言葉にできませんが、少なからずショックでした。私にとっては、日本国籍を捨てるということと同じです。想像すらできません。きっと、彼の中にはすごい葛藤があったのではないでしょうか。韓国国籍を選択するか、アメリカ国籍を選択するか。定職についた後や結婚した後ならまだしも、学生の段階で強いられる選択です。

韓国の兵役の良し悪しについて議論するつもりはありませんが、とにかく、兵役のない日本のよさを再認識しました。

クラスメートには、アメリカの移民ビザをとるのはたいへんだぞ、と脅しておきました・・・
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テーマ:留学 - ジャンル:海外情報

日本ハンドボール界の今後を思ふ
ドイツでの世界選手権の観戦を終え、現在思ふことはただ一つです。

日本でもこんな雰囲気のなかでハンドボール観戦を満喫したい!!

結局のところ、私はハンドボール観戦が一番楽しめます。10年以上も実際にプレーしてきたのですから当然です。選手やチームの特徴、その日の調子の良し悪しなど、自然と理解できます。目が肥えています。(謙虚に補足すると、「絶対的に」ではなく、野球やサッカーなどの他のスポーツと比較すると、私は「相対的に」ハンドボールに対する目が肥えています。)

その一方で、ミーハーでもあります。今回の世界選手権のようにビールを飲んでギャーギャー騒ぎながら、ブーイングしながら観戦したいです。仮に今回の決勝カードのドイツ対ポーランド戦を無観客で観れるとしても、私は渡欧しなかったでしょう。私以上に熱中する他大勢のサポーターと観戦できるからこそ渡欧したのです。ミーハーですが、正当なスポーツの楽しみ方だと思っています。

今回の観戦は、希望通りの雰囲気のなかで、しかも世界最高峰のハンドボールを楽しめましたが、ひとつ欠けているものがありました。それは、応援するチーム、応援するプレーヤーがいなかったことです。注目した選手、注目したチームはありました。でも、決して応援していた訳ではありません。

残念ながら、今回の観戦で席を立ち上がることはありませんでした。

今までのハンドボール観戦のなかで、席を立ち上がって興奮した試合が1試合だけあります。97年熊本世界選手権の日本対フランス戦です。王者フランスに対してたった1点差で敗れた、日本ハンドボール界では伝説の試合です。ゴール裏で試合を見守っていました。後半になると日本が得点を決めるたびに立ち上がって喜んでいました。最後のフランスのシュートはタイムオーバー後のシュートだと思ってます。決勝ゴールを決められた後、立ち上がって「タイムオーバーだろ~」と叫んでいました。

熊本当時は、この日本対フランス戦以上に楽しめる試合はないだろう、と考えていました。でも、それは間違いです。熊本の雰囲気は、ドイツでの雰囲気とはまったく異なっています。熊本の観客は、皆オトナでした。私が求めているのは、ドイツのような雰囲気です。もっと陽気に楽しみたい。ブーイングしたい。

私の願いは、「ドイツのような雰囲気」で、「ハンドボール」の試合を、特定のチーム/選手を「応援」したい、ということになります。

ハンドボールが魅力あるスポーツであることは確かです。実際にヨーロッパでは、これだけの人が熱狂しているのです。このハンドボールというコンテンツの良し悪しを疑う余地はありません。問題は、どのようにしてハンドボール文化を日本に定着させるかです。

TBS筋肉番付で優勝した宮崎大輔選手のさまざまな取組み、すばらしい限りです。沖縄でプロチームをつくろうという田場裕也選手の取組み、同い年として頭が下がります。願わくば、この私の情報発信も、「こんなハンドボール馬鹿がいるよ」ということで、ハンドボールを世間にアピールすることにささやかに貢献してくれればと思っています。

しかし、ナショナルチームの活躍が必要条件であることは明らかです。オリンピックにはソウル五輪を最後に出場していません。世界選手権にさえ、出たり出なかったりです。前回のチュニジアは出ましたが、今回のドイツは出ていません。

今秋に北京五輪出場権をかけたアジア予選が行われます。前回に引き続いての日本での開催です。前回のアテネ予選では、韓国に引き分けでした。今回こそチャンスだと思います。遠くボストンから本気で応援してます。

頑張れ日本ハンドボール、目指せ北京!!

テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ドイツハンドボール世界選手権観戦記⑥「試合観戦を終えて」
大会公式パンフレットを読んでみる
試合翌日、ICEでアムステルダムまで6時間かけて帰りました。ハンブルグ中央駅のフードコートでは、アイスランドのサウスポーエースのSTEFANSSON選手がケンタッキーフライドチキンを普通に食べているのを目撃しました。サインをもらったり、一緒に写真を撮らせてもらったりしてもよいのかな、とも思いましたが、やめときました。
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帰りの電車の中では、今回購入したハンドボールの雑誌を読んでみることにしました。公式パンフレットに、HANDBALL WOCHEの増刊号、そしてHANDBALL MAGAZINE。HANDBALL WOCHEについては2003年に観戦に来た際も購入したので知っていましたが、HANDBALL MAGAZINEについては、まったく知りませんでした。どんな雑誌なんでしょう。

といっても基本的にドイツ語です。写真をパラパラ眺めるだけで終わり、と思っていたところ・・・。何と、公式パンフレットには英語が併記されているのです!!普通に考えれば「世界選手権」なのだからそうあるべきですが、今回は大会ホームページもドイツ語だし、チケットもドイツ語だし、ハンドボールの公用語はドイツ語かと思わせるくらいの状況でしたので、嬉しい限りでした。

「ハンドボールはあなたの国でメジャーですか?」
この公式パンフレットが、なかなか面白い。各国の代表選手が、自国におけるハンドボールの位置づけを説明してくれているのです。メジャーであるとか、マイナーであるとか、どうでもよいことと言えば、どうでもよいことです。しかし、なかなか興味深いものでした。いくつかピックアップすると・・・

【ドイツ】"The WC in Germany will push handball and establish it as national sport No. two behind football." (Jorg Wontorra, TV Moderator and Former Handball Player) "As handball player I am very proud that handball is the number one indoor-sport in Germany." (Oliver Roggisch, National Team Germany) よく、日本ハンドボール協会が「ヨーロッパでは、ハンドボールはサッカーの次に人気があるんですよ」と宣伝しています。これは、日本協会が語っているだけだと思っていました。でも、少なくともドイツでもそういった議論をしているのですね。事実かどうかはわかりませんが、No2であると言っても過言ではないことは確かのようです。

ドイツの他に、サッカーに次いで2番目にメジャーだと言い切っているのは、エジプトでした。
【エジプト】"Football is the most popular sport in Egypt directly followed by handball." 熊本の次の世界大会はエジプトだったことを思い出しました。

ハンドボールが1番だと言い切っている国もあります。
【スロヴェニア】"Since then (2004 Europian Championship in Slovenia) handball is the number one sport in our country." なるほど。
【グリーンランド】"Although Greenland counts only about 2000 active handball players, handball is number one." ちなみにグリーンランドの人口は6万人弱とのことです。30人に1人がハンドボールをしていることになります。これはすごい・・・
【デンマーク】"Handball is the national sport in Denmark and is played in nearly every town." 国技とNo1は必ずしもリンクしないかもしれませんが・・・

ちょっと気になったのが、
【フランス】"First division handball sport is not as well organized as in Germany." フランスには国内リーグも頑張ってほしいです。
【ロシア】"In the past handball was one of the most popular sports in Russia. In the meantime other like football, basketball, volleyball and ice hockey are dominating." 国内リーグは1チームがダントツに強い状況で、そのチームが事実上のナショナルチームのようです。

日本では、何番目になるんですかね・・・

ドイツ優勝おめでとうございます
2月2日、アムステルダムのホテルを歩いていると、ドイツナショナルチームが一面になっているドイツの新聞がたまたま目に入ったので購入してみました。ドイツがフランスに勝って決勝に進出したことを知りました。
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2月4日に帰国してドイツが優勝したことを知りました。時差ボケの眠いところをこらえて、ドイツ-ポーランドの決勝のビデオをみました。

ドイツハンドボール界にとっては、最高の形ですね。私にとっても最高の観戦でした。

テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ドイツハンドボール世界選手権観戦記⑤「デンマーク対アイスランド」
ハンドボールを観にきたのか、ビールを飲みにきたのか、騒ぎにきたのか
最後の試合、デンマーク対アイスランド戦が始まるころには、会場は超満員でした。公式発表では13,000人ということです。ちなみに、熊本での世界選手権の際にも、パークドームには10,000人以上が詰め掛けています。でも、その雰囲気はまったく異なるものでした。

まず、ビールをガバガバ飲んでいる人が、圧倒的多数です。右隣のドイツ人などは、何杯飲んだのか、想像できません。完全に酔っ払っている人もたくさんいます。私も数杯いただきました。飲みながらのスポーツ観戦は最高です。ドイツでハンドボールの人気があるのは、ドイツ人の大好きなビールを飲めるからではないでしょうか。

そして、騒ぎます。面白かったのは、ハーフタイムだとか、各試合の間の光景です。多くの人が自分の席を離れ、体育館を囲む通路まででてきます。そこには軽食を販売する売店やグッズを販売する売店が並んでいますが、そこに皆でたむろして歌って騒いでいます。すごい熱気でした。写真を撮ろうかとも思いましたが、とても写真を撮れるような雰囲気ではありませんでした。

最後に、ブーイングです。会場の半分はデンマークサポーターでした。デンマーク人なのか、もしくはデンマークを応援するドイツ人なのか、詳細は分りません。とにかく、赤い服を着てデンマーク国旗をフェイスペイントしている人が多数でした。アイスランドの攻撃になると、皆でブーイングしていました。ブーイングするということ、正当なスポーツの楽しみ方だと思います。
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注目するべきはアイスランド
注目したのは、アイスランドでした。ガイドブックによると、アイスランドの人口はたった30万人。小国です。でもハンドボール強豪国のひとつです。1995年の世界選手権開催はアイスランドでした。熊本での世界選手権の際は、日本の開幕戦の相手でした。(日本は負けました。)そして、今回はなんと強豪スウェーデンを破っての世界選手権出場キップの獲得とのこと。

アイスランド、徹底した「スピードハンドボール」でした。点を決められると、決まって大柄の5番がセンターラインまでダッシュします。キーパーは、彼にすぐにボールを出します。そして、すぐに速攻のように攻撃をはじめます。これが、「たまに」ではなく、「毎回」なので驚きです。デンマークはポイントを決めても喜んでいる暇もありません。アイスランドもポイントを決められても反省している暇もありません。観客もです。デンマークが点を決めると、会場は大歓声です。皆立ち上がります。でも、その立ち上がった観客が席に着く前にアイスランドが点を決めているということも多々ありました。これこそが「スピードハンドボール」なのだと実感しました。日本でも、「スピードハンドボール」ということで以前騒がれていましたが、最近はどうなんでしょうか・・・。

そして、アイスランドのセンターの10番。SNORRI GUDJONSSON選手。やはりドイツのブンデスリーガ、ミンデンでプレーしているようです。彼は決して大きくありません。でも巧みなプレーで得点を稼いでいました。試合終盤のほとんどのポイントは、彼が決めたのではないでしょうか。ペナルティスローも彼が打っていました。ブーイングの中でも確実に決める集中力。とても男前でした。宮崎大輔選手、クロアチアのバリッチになれなくても、アイスランド10番のようになってください・・・

試合は、基本的にデンマークペースで進みました。しかし、最後にアイスランドが同点に追いついたところで試合終了。延長戦になりました。結局は42対41でデンマークが勝利しました。最後は、お互いノーガードの打ち合いで、得点が次々決まりました。42対41というスコア。延長10分間戦っているとはいえ、ハンドボールのスコアではないですね。スピードハンドボールの結果です。最高に盛り上がった試合でした。
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さよならCOLOR LINE ARENA
3試合の観戦を終え、帰途につきました。妻と息子は混雑を避けるためにデンマーク戦のハーフタイムの際に先に返していました。知らないドイツの地の夜遅くに、妻と2歳の息子のみを先に返す鬼夫でした。皆無事にホテルに帰れたので、結果OKです・・・

体育館から駅までは、20分ほどでしょうか、歩いて帰りました。その日がたまたま暖かかったのか、ビールを飲んで暖かかったのか、もしくはハンドボールの興奮が冷めていなかったのか、真冬のハンブルグでもまったく寒くなかったのを覚えています。

ホテルに帰るとテレビでは、ドイツが勝利したニュースが流れていました。
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テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ドイツハンドボール世界選手権観戦記④「ポーランド対ロシア」
観客席は満員に
15時からの9位決定戦終了後、17時30分より準々決勝のひとつポーランド対ロシアが始まりました。この時点で、観客席はほぼ満員です。我々の席の前は、体格のよい中年女性の3人組。音楽が流れ出すと皆で控えめにダンスして楽しんでいました。どこかのハンドボールチームに所属しているのかな、などと勝手に想像していました。左隣の席は、20歳ぐらいの女性とそのお父さんと思われる2人組。静かに試合を観戦していました。右隣の席は、ドイツナショナルのユニフォームを着た中年男性とドイツハンドボールブンデスリーガの人気チーム・SCマグデブルグのユニフォーム(ちなみに番号は73番、あのクレチュマーの番号でした)を着た中年男性の2人組。マグデブルグからやってきたのでしょう。ずーっと、ビールを飲んで騒いでいました。

観客席には、ロシアの小規模な応援団も陣取っていました。ところで、彼らはどのようにして今回のチケットを手に入れたのでしょうか?ロシアも、ケルンでプレーすることになったかもしれないし、もしくは予選で敗退するという可能性もあったわけです。ロシアがハンブルグでプレーするとわかったのは、試合の前々日です。その時点で、チケットは完売しているはず。どうなっているんでしょう・・・。
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注目すべきはポーランド8番KAROK BIELECKI
両チームの試合前のアップを一目見た瞬間、注目すべき選手がわかりました。ポーランド8番、KAROL BIELECKIです。まずは、その赤い髪の毛。ポーランドの試合は、渡欧前にオンラインでちらっと見る機会がありましたが、何となく印象に残っていました。でも、それだけではありません。

まず、アップから、そのふてぶてしい態度で、エースの風格を漂わせながらアップしてます。しかも、他のプレーヤーは皆練習着を統一しているのに、彼一人だけ違ってます。(下写真のひとりだけ赤い上下の選手がポーランド8番です。)勝手ですが、よくありがちな「わがままエース」と決め付けて注目しました。(もし違ってたらごめんなさい。)
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そして、彼は前述のSCマグデブルグの所属です。彼が得点するたびに、右隣の中年ドイツ人は大喜びです。場内アナウンスが「KAROL」というと、2人は「BIELECKI」と叫んで、そして立ち上がって2人でハイタッチです。とても楽しそうです。自分がファンであるブンデスリーガのチームに所属している選手を世界選手権で応援する、何とぜいたくなことでしょう・・・。

すべてはポーランド8番
試合は、終始ポーランドペースで進みました。予選リーグの結果からみても、ポーランドが実力で上回るのは妥当なところでした。ただし、ロシアも付かず離れずで頑張ります。特に両サイドが速攻で点を稼いでいました。力で押し切るハンドボールという感じではありませんでした。ロシアのスタイルも変わりつつあるのでしょうか。

後半開始しばらくしてから、ポーランド8番が全開になりました。すごいロングシュートが立て続けに決まりました。身長2m02cm。周りの選手に比べて際立って大きいというわけではありませんが、ロシアは彼のシュートを防ぐことができません。キーパーは全部逆をつかれていました。「あー、日本にもこんなエースがいてくれれば・・・」とないものねだりをしていました。

このままポーランドがが引き離すのかと思ったところ、ロシアがキーパーを替えました。すると、今度のキーパーは、何と8番のシュートを止めだしました。2,3本は止めたでしょうか。そして、8番が苛立ちます。「俺によこせ、俺によこせ」とアピールし、そして無理打ち。キーパーが止めると、ロシアの速攻につながります。終了5分前くらいでしょうか、ロシアが同点に追いつきました。急に試合はロシアペースになりました。こんな試合展開こそがハンドボールの醍醐味ではないでしょうか。

最後に決めたのもポーランド8番でした。同点に追いつかれた後、一進一退が続きましたが、最終的にはポーランド8番がロングシュートを決めて試合が終わりました。最後に決めたのも、やはり8番でした。シュートが決まらなくなっても、臆することなくシュートを打つ。そして、最後には決める。試合を決める。まさに「エース」でした。日本にもこんなエースがほしい・・・。28対27でロシアの勝利でした。

気持ちはドイツ-スペイン戦?
さて、下の2枚の写真。試合終了2,3分前の光景です。スコアは同点で、緊迫した状態です。観客は総立ちです。
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ただし、この総立ちの観客はロシア-ポーランドを応援しているのではありません。ちょうどこの時にケルンで行われていたドイツースペイン戦でドイツが勝利しました。ので、総立ちでした。このときばかりは、ロシアもポーランドも可哀想になりました・・・

ドイツハンドボール世界選手権③「9位決定戦ハンガリー対スロヴェニア」
いざCOLOR LINE ARENAへ!!
さて当日、試合会場のCOLOR LINE ARENAへ向かいました。ハンブルグ中央駅から地下鉄で少々、駅からは無料のシャトルバスが運行されていました。駅の周辺には、「デンマーク対アイスランドの試合チケットは売り切れです、○○のスポーツバーではビッグスクリーンで生中継します。チケットの手に入らなかった方はお越しください!」という英語のビラが多数貼られていました。クロアチアが観戦できないというショックも和らぎつつあり、期待が高まります。体育館に到着すると、とりあえず写真撮影。典型的な日本人です。
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会場の入り口では、地元のハンドボールチームのマスコット(名前はわかりません)が出迎えてくれました。ので、写真撮影。気分はディズニーランドです。
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試合開始30分前とあって、会場には空席が目立ち、非常に平和でした。ので、写真撮影。息子は13,000人を収容するという大体育館に圧倒されています。
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ハンニバルとも写真が撮れました。先日フロリダで撮影したミッキーとのツーショットよりも貴重な写真(?)です。
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ハンガリー対スロヴェニア
そして、いよいよ試合開始。ハンガリーについては、オンラインで何試合か見る機会がありました。とにかく大きいサウスポーのエース、長髪太目のキーパー、そして円陣を組む際に必ずアップで登場するトレーナー、の3人が印象に残っていました。会場で購入した公式パンフレットによると、サウスポーのエースは身長2.09メートル、FCバルセロナで活躍しているNAGYというようです。次の観戦は、スペインのFCバルセロナかしら・・・。スロヴェニアにはついては、予選リーグでフランスを破る金星を挙げたことは知っていました。しかし、それだけでした。ごめんなさい。
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試合の方は、結局34対33でハンガリーが勝利しました。最後の最後は、1点差を争うということで、それなりに盛り上がりました。ただし、順位決定戦ということもあり、序盤中盤は少々単調だったかな、特にコメントもありません・・・
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テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ドイツハンドボール世界選手権観戦記②「試合前日のドイツ入国」
ハンブルグは遠かった、寒かった、何もなかった
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30日の試合の前日、アムステルダムからICEでハンブルグ入りしました。問題は、試合会場がハンブルグであったことです。

ハンブルグ、予想していたよりも遠かったです。ボストンからアムステルダムまで飛行機7時間、アムステルダムからハンブルグまでICE6時間。そして、ボストンほどではありませんが、ドイツ北部にあるとだけあって寒い。また、ハンブルグは基本的にはビジネス街です。観光する場所など、ほとんどありません。試合前日に6時間かけてハンブルグ入りし、試合翌日には再び6時間かけてアムステルダムに帰りました。

妻には、何度もブーブー言われました。自分自身でも、「よくここまでやるよな」、と感心してしまいました。久しぶりに「ハンドボール馬鹿」に戻ったようで、少々嬉しかったです。

世界選手権グッズをショッピング!!
ドイツの老舗デパートKARSTADTが、今回の世界選手権のオフィシャルショップであるということは、オイローパさんのブログから情報を仕入れていました。そこで、ホテルのフロントに尋ねると、ハンブルグ駅のすぐ傍にあるとのこと。早速でかけると・・・
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なんと、デパートのウィンドウにハンドボールグッズが宣伝・展示されているのです!おー、と感動してしまいました。そして、当然のように写真撮影してしまいました。しかも、一眼レフカメラで。三十路が恥ずかしい限りです。さすがに店内のコーナーを写真撮影することは遠慮しましたが、それでも、今回の世界選手権のオフィシャルボール、オフィシャルマスコット「ハンニバル」、ドイツナショナルのユニフォーム、そして地元のハンドボールブンデスリーガチームのHSVハンブルグの昨年モデルのユニフォーム、を大量購入してしまいました。
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ハンドボールグッズが、このように簡単にデパートで手に入るとは、さすがドイツです!感動してしまいました。振り返ると、ハンドボールのユニフォームを購入できたのは、これが初めてかもしれません。ちなみに、ユニフォームは2つとも、最近流行?のピチピチタイプです。お腹が目立ってしまいそうで、いつ着られるかわかりません・・・。

対戦カードいよいよ判明、えっ・・・
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翌日の対戦カードを把握するために、新聞を購入しました。新聞の一面には、ベテラン選手シュバルツァー(という読みでよいのかな?)の笑顔がありました。ということは・・・。「ドイツがグループ1を1位通過で、グループ2を1位通過するクロアチアとは別会場。ドイツがケルンだから、クロアチアはハンブルグ。明日クロアチアが観戦できる!」と理解しました。

しかし、残念ながらこれは早合点でした。スポーツ面で詳細を確認すると、グループ1の1位通過はポーランド、直接対決でポーランドに敗れているドイツは2位通過でした。また、前回覇者スペインもグループ3位通過に終わり、フランスにあってはギリギリのグループ4位通過でした。その結果、ケルンで行われる試合は、ドイツVSスペイン、クロアチアVSフランスの準々決勝とチュニジアVSチェコの11位決定戦。ハンブルグでは、ポーランドVSロシア、デンマークVSアイスランドの準々決勝とハンガリーVSスロヴェニアの9位決定戦、ということになりました。

えっ・・・。正直なところ、少なからぬショックでした。クロアチアが観たかった。現在最高のセンタープレーヤーと言われるバリッチのプレーをこの目で見たかった。それが叶わないならば、せめてフランスやスペインの試合を見たかった。

ポーランド、ロシア、デンマーク、アイスランド、ハンガリー、スロヴェニア。正直なところ、名前を知っているプレーヤーは誰もいませんでした。一夜漬けが外れた学生の気分でした。ロシアは、たしかに一世代前のハンドボールの王者です。熊本でも優勝しました。でも、知っていたラフロフ、クジノフ、トルコバノフはもういません。そもそも、パワーで押し切るハンドボールは、あまり観ていても楽しくありません・・・。唯一の好印象は、デンマークでした。デンマーク国内リーグも人気があり、女子が世界最高レベルにあり、よく韓国と競い合っていたことは知っていました。でも、それだけでした。

わざわざハンブルグに来たのに・・・。その晩のドイツビールは渋かったです。

テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ドイツハンドボール世界選手権観戦記①「渡独前」
チケットを購入できました
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クレジットカードの記録によると、10月3日のことのようです。なかなか勉強する気にならなくて、「そうだハンドボールでも調べてみるかな」、という軽い気持ちでインターネットサーフィンしていると、ドイツのハンドボール世界選手権のチケットのページにたどり着きました。まだ席が残っているのかな、と調べてみると、予選の数試合と、ハンブルグで行われる準々決勝と準決勝のチケットにはまだ若干のチケットが残っていることがわかりました。「行ってよいかしら?」と妻に聞くと、「行けばー」という返事。その晩のうちに、即決してしまいました。9位決定戦と2試合の準々決勝を観戦できる1月30日のチケットを申し込みました。

チケットが送られてきたのは、10月20日でした。もう少しかっこよいチケットが良かったかな、とも思いました。62ユーロでした。ちょっと高いかしら?

インターネットは素晴らしい
チケットを購入してからというもの、インターネットで情報収集につとめました。ハンドボールだからといって、あなどるなかれ、非常に多くのページがありました。日本や海外で活躍している選手自身のブログなども多くありました。ただただ驚くばかりでした。

"Hurra! Handball in EUROPA"のオイローパさんには、質問したりしてしまいました。また、"Hand in Handball!"のページは、非常にタイムリーに世界のハンドボール情報がアップされていました。そして、"ハンドボールGO!GO!"の管理者の方も私と同じ30日にハンブルグに観戦に出掛けるということがわかり、コンタクトを取ってみたりしました。インターネットの素晴らしさを痛感しました。

世界選手権の試合もインターネットで観戦できる!
さらに、素晴らしいことがもうひとつ。何と、世界選手権の全試合がインターネットで(有料ですが)配信されているのです。19.99ユーロでした。もちろん、申し込みました。ドイツの試合やクロアチアの試合など、興味のある試合をピックアップしてインターネット観戦しました。すこぶる快調でした。

いずれも私の現役の頃には考えられないことです。ハンドボールの情報といえば、当時からの唯一の専門誌スポーツイベントの「月刊ハンドボール」に頼るしかありませんでした。また、部が(なぜか)保有していた海外ハンドボールのVHSビデオを繰り返し見ていたことを覚えています。その点、このインターネットの発達はハンドボールファンにはうれしい限りです。

対戦カードがまったくわからない・・・
しかし、インターネットで解決できない問題がひとつありました。それは、観戦当日の対戦カードがまったく予想できない、したがって選手の顔やプレーを覚えることも難しい、といったことでした。

今回の世界選手権の対戦スケジュールは、少々複雑でした。うまく文章で表現できそうもないので説明しませんが、とにかく複雑でした。複雑な理由のひとつは、準々決勝・準決勝を行うケルンとハンブルグの2会場のうち、「ドイツの試合はケルンで行う」、と事前に決めてあることにあります。ハンブルグの収容人数が12,500人であるのに対し、ケルンの会場は18,500人を収容できることに起因しています。

1月27日の渡欧前にわかっていたことは、「ドイツの試合は必ずケルンで行われるので、私が見ることはない」「11位決定戦にまわることが決まっていたチュニジアとチェコの試合を私が見ることはない」「それ以外の9チームについては、いずれも観戦する可能性がある」、といったところでした。

アテネの覇者で現在最高のチームと言われているクロアチア、(少なくとも昔は)個性的な選手が多くハンドボールが楽しいフランス、ドイツと並んで国内リーグが盛んな前回大会の覇者スペイン、のいずれかの試合は観戦したいな、という希望のもと、これらのチームのキープレーヤーの顔と名前を覚えたりしていました。そして、ヨーロッパへ向かいました・・・

テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

ハンドボールを思ふ
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第20回男子ハンドボール世界選手権を観戦しに、ドイツまで行ってきました。

中学・高校・大学とハンドボールをしてきました。大学院でもクラブチームでプレーする傍ら、母校の高校のコーチなどもしてきました。どのチームも、決して強いチームではありませんでした。また、私自身も決してよいプレーヤーであった訳でもありません。ただし、熱中していたことは確かです。

1997年に第15回の男子ハンドボール世界選手権が熊本で開催され、大学4年生であった私は当然のように東京から熊本に出かけました。世界のハンドボールを3日ほど観戦しつつ、「世界のハンドボールをこれほど見られるのは、これが最初で最後かな」、などとも思ひました。

2003年にドイツのハンドボールブンデスリーガを観戦しに行きました。"SG Flensburg-Handewitt" 対 "Frisch Auf Goppingen" の試合でした。シュツットガルトそばのGoppingenのホームゲームでした。日本からメールで問い合わせたところ、特等席を用意しておいてくれました。日本人がわざわざ観戦に来たことが珍しかったらしく、試合前にコートに立たされて紹介されたりしました。当時Goppingenは2部から上がってきたばかりであり、とても小さな会場でしたが、会場は超満員で非常に盛り上がっていました。はじめてのヨーロッパでのハンドボールに感動しつつ、「ヨーロッパでハンドボールを見られるのは、これが最初で最後かな」、などとも思ひました。

入社後は、前述のドイツに観戦に出かけたものの、基本的にはほとんどハンドボールに接することはありませんでした。各OB会に参加したり、アテネ五輪予選に神戸までぷらっと出かけた程度でした。私のハンドボールとの接点もこのまま無くなっていくのかな、などとも思っていました。

ところが2007年。

留学を機に時間を自由に使えるようになりました。ドイツでハンドボール世界選手権が行われることを偶然知りました。しかも、大学の冬休み中。チケットがインターネットで購入できること、そして空席がまだ多少はあることが分りました。アメリカからならば、ヨーロッパもそれ程遠くはない。ヨーロッパのハンドボールを再び目にできる。しかも、ハンドボール発祥の地、そしてサッカーの次に人気があるとされているドイツでの開催。子連れでの遠出ということや、冬のヨーロッパということで少々迷ったのも事実ですが、最終的には観戦を決意しました。

そして、感動しました。

ということで、このブログの趣旨から大きく外れてしまいますが、観戦記を今後数回にわたりポストしておきたいと思います。ヨーロッパのサッカーや、アメリカのメジャーリーグならば、観戦記もごろごろしているかもしれません。でも、ハンドボールとなると、数は限られてくるのではないでしょうか。二重国籍者の留学なみにレアなケースではないでしょうか。きっと私の観戦記を読みたい人もいるはず、と信じて。そして、そういった草の根の活動がハンドボールを盛り上げるはずだ、と信じて。何より、この観戦を記録に残したくて、再びハンドボールに接してみたくて・・・(ダニエル)

テーマ:ハンドボール - ジャンル:スポーツ

スペースシップワンを思ふ
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図:宙吊りのスペースシップワン

ワシントンDCのスメソニアン航空宇宙博物館を訪れてきました。スペースシップワンに注目してしまいました。スペースシップワンは、民間によって開発された初めての有人宇宙機です。X-PRIZEを勝ちとったこともあり、アメリカではかなり有名なようです。

それにしても、このスペースシップワンが博物館のメインエントランスに堂々と展示されているのには驚きました。隣には初めて月面着陸したアポロ11号や、ジョングレンの乗ったマーキュリー号、そしてリンドバーグの飛行機などが並んでいます。それらと同等の扱いなのです。正直なところ、そこまで評価されるべきかどうかは、ちょっと疑問も残ります。が、数十年後には、スペースシップワンをきっかけにして民間の宇宙開発が軌道に乗り、そして現在は宇宙旅行も簡単になった、といった未来になるかもしれない、それだけのポテンシャルを秘めている、というように理解すればよいでしょうか。そうなって欲しいものです。

残念だったのは、機体が宙吊りされていたことです。この最新の機体こそ、間近で見たい、そう思ふのは私だけでしょうか。(ダニエル)

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